セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

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Let's ボランティア


日本の国立公園
美しい自然と歴史が息づくところ 伊勢志摩国立公園
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伊勢志摩国立公園の自然を守るボランティア
横山から望む春の英虞湾伊勢志摩国立公園は、他の国立公園と大きく違う点がひとつあります。それは96%以上が私有地であり、住民や観光客などの人の出入りが多いことです。そのため、自然との共存が難しく、環境保護と経済「観光」や「産業」との共存への取り組みがはじまっています。

英虞湾はリアス式海岸が美しい景勝地で、真珠の養殖でも名高いところです。その美しい海も、あまりにも長く人々が自然の浄化力にたよってき過ぎたため、自然の力が限界にきていて、赤潮の発生などが問題になっています。

賢島のNPO法人「eco-net」では、「経済と環境の上手な付き合い方、ありのままの自然を活かした観光の開拓・共存」を考え、(1)生活排水の浄化活動、(2)有機農法の普及活動、(3)環境に関する教育啓蒙活動をしています。学校で授業をするなど講習会を主な活動にしています。

草刈をするパークボランティアこどもたちが楽しく学ぶ自然教室また、横山ビジターセンターでは自然に触れることを目的に、自然資源と人文資源の両面から体験学習をしようと、自然観察や海の自然教室を開催しています。人文資源とは地元の文化的なことで、みんなで塩を作ったり、海女の話を聞いたりすることです。

こうした活動をサポートしてくれるのが伊勢志摩パークボランティアで、自然解説や動植物など自然の情報収集、美化清掃・施設整備活動を行っています。そして、実際の活動とは別にパークボランティアの勉強会も独自に行っています。

心のふるさとを大切に守りましょう
伊勢志摩国立公園は、名古屋・大阪・京都といった大都市からの交通の便もよく、四季を通じて訪れることのできる最も利用度の高い国立公園で、歴史と自然そして産業が結びついています。観光は見る観光から触れる観光に変わりつつあり、豊かさの価値観も心の時代になりつつあります。日本人にとっての心のふるさと、原風景に立ち返ることで心が和みます。産業と自然環境の共存の実現に向け取り組んで行きましょう。


協力
宮司庁
二見町産業観光課
(財)伊勢志摩国立公園協会
鳥羽ビジターセンター
横山ビジターセンター
伊勢志摩国立公園パークボランティア
NPO特定非営利法人 eco-net伊勢志摩
NPO特定非営利法人 志摩フィールドキャンパス21
御木本真珠島

写真協力
阿児町役場商工観光環境課
大王町まちづくり課
三重県教育委員会文化財保護室
三重県環境部自然環境課

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