「山のトイレを考える会」の愛甲さんは、人の生活には欠かせない山のトイレ問題は、
オーバーユースをダイレクトに伝えているかもしれないと話しています。また、トイレの問題は、携帯トイレの利用などといった一つの解決策に絞られるのではなく、自然環境や利用状況、その場所らしさ、維持管理体制などを踏まえて、最適なトイレを検討する必要があると話してくださいました。
現在、山のトイレを考える会では、行政に対する会の提案が具体化されたり、また、行政からの相談を受けるなど、行政との協働の場が少しずつ増えているそうです。愛甲さんは、結局は、トイレをどうするという問題だけでなく総合的に環境問題全般に取り組み、自然環境を後世にどう伝えていくのかが重要とおっしゃっていました。
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