美しい島々を守っていくために
西海国立公園に貴重な自然が残っているのは、軍港の裏側に隠れて国立公園で海岸が開発されてこなかったため、その豊富な自然がベールにかぶされていたといわれています。しかし、その理由だけではないはずです。長崎の島を、海を、豊かな自然を愛した人たちの想いが長い歴史を超えて今に繋がっているのではないでしょうか。
そして、今、地元の人々は、まさにその熱い想いと美しい景観を、世代を超えて伝えていこうと努力しています。「観光地だからむやみやたらにPRするのでなく、本当に美しいところだと思うからこそ、本当の美しさを皆に知って欲しいと心から思います」。取材で訪れた人たちから常に聞こえてきた言葉でした。この美しい自然を後世に残していくためにも、まずは自然について興味を持ち、学んでいくことからはじめませんか。星のように美しい島々を守り伝えていくために。
潮間帯 |
海面がもっとも低い干潮時に大気に出て、海面が最も高くなった満潮時のときに埋没する部分 |
アスピーテ |
極めて小さな玄武岩質溶岩流からなり、火砕物は極めて少量。傾斜がゆるく楯をふせたような形の火山。その形状から盾状火山ともいう。 |
ホマーテ |
火山体分類の1つで、火山砕屑物が積み重なってでき、山体の底面積の大きさに比べ、高さが低くて大きな火口をもつ火山の形をいいます。臼のような形をしているので、臼状火山ともいう。 |
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九十九島を守る会 |
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鐙瀬ビジターセンター |
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