1990年(平成2年)11月17日、雲仙普賢岳は何の前ぶれもなく噴火しました。その後も土石流と火砕流は繰り返し、野山を焼き尽くし、埋め尽くしていきました。
この普賢岳噴火災害発生を直接的な契機に、地元では数多くの市民ボランティア活動が生まれ、今、その活動は地元での災害ボランティア活動にとどまらず、阪神淡路大震災や有珠山噴火災害など全国各地の災害地でのボランティア活動へと広がりをみせています。
「自分達の郷里を守るために何かできることがあるはずだ」
今、雲仙天草国立公園は、新しい郷里創出へ向けての活気と勇気、そして熱い想いに満ち満ちて輝きを放っています。
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指定日 |
:1934年 (昭和9年) 3月16日 |
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面積 |
:28,279ha (2014年3月31日現在) |
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年間利用者数 |
:650万人(2012年度) |
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関係都道府県 |
:長崎、熊本、鹿児島 |
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掲載記事は2002年 (平成14年) 2月取材当時のものです |
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