先人の知恵に学ぶ
海彦山彦は、生活の営みそのものを通して自然と正面から向き合い、その中から自然と上手く付き合っていく術を学んできました。人々の日常生活が自然の営みからかけ離れていく一方で、彼は今、私たちの多くが気づかないような自然の些細な変化を感じ取っています。これは、長い間積み重ねてきた自然との付き合い方や自然に対して抱く畏敬の念、つまり、恐れや敬い、感謝のような気持ちを大切に守ってきたからだと思います。
環境問題が叫ばれる今日。私たちは、先人の生き方や暮らしぶりから自然と上手に付き合う知恵と姿勢を学んでいくことができるのではないでしょうか。
4月。いよいよ桜前線が5月上旬にかけて本州を北上します。
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