イトアメンボ(左の写真中央)とその生息地。ため池が多い福岡県下でも、2カ所でしか確認されていない
調査方法に教科書はありません。川や池のどのあたりを探せばいいのか、網をどこに、どういう角度で当てればいいのか。自分で試行錯誤しながら、カンと経験で身につけていくんです。それも、ギョブる醍醐味のひとつなんですよ。第一、どの生徒もみんなマイペースで、こうしなさいと教えても、人の話をなかなか聞きません(笑)。それだけ夢中なんです。獲れても獲れなくても、水辺には発見と感動がいっぱいですから。