左=愛用の笠をかぶって活動する前田さん。右=アキアカネは棒などの先端にとまる習性がある
かつて日本中どこでも見られた、赤トンボが群れ飛ぶ光景は、赤トンボの代表格といえるアキアカネの減少とともに消えつつある。童謡『赤とんぼ』の作詞者である三木露風のふるさと、兵庫県たつの市に、アキアカネの復活を夢見て奮闘する人がいる。
左=首から下げているのはカメラとビデオ。右=羽化したアキアカネは観察のためマーキングしてから放す
①孵化したばかりのヤゴ。体長0.5mm。②稲の茎を伝って上り、羽化したあとのヤゴの殻。③羽化したばかりのアキアカネはまだ赤くない。涼しい山で夏を越し、秋に再び人里へ戻ってきたときには鮮やかな赤い色になっている。④産卵するアキアカネ。雌雄連結し、雌が腹を水面に打ちつける
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